親指

右手の親指を突き指してから、もう二週間になる。

あるイベントで、着替え部屋のフスマが思った以上にかたく、本当にかたくて、右手親指を突き指した。

家主のおばあさんから、「フスマかたいので気を付けてくださいね~♪」って言われていたにも関わらず、やらかしてしまったのだ。

力を込めて押したので、親指の第一関節から、第二関節から、「ぐにゃっ」などという音がして(本当に鳴った気がする)、変な方向に曲がった。

「気を付けてってこういうことかよ…。」

そのイベントではギターを弾いて歌わなければならなかったので(しかも本番前だったので)、結構大変だったが、その後がもっと大変だ。

右手の親指が痛いと、以下のような不都合がある。

・鞄を持つと痛い。

・ボールペンを持つと痛い。

・電源のプラグを挿すと痛い。

・キーボードが打ちにくい(スペースキーを押すと痛い)。

その他、湯を沸かした鍋を持つときも危ない。

親指を痛めると仕事に支障がでるのだな、と人生で初めて思った。

今後は親指を痛めないように、気を付けたい、と思う。